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今年の映画のまとめ

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しばらく,ブログ更新をしていませんでしたが,今年の映画のまとめの入っています。
やはりというかブログに感想をその都度書き留めておいたほうがまとめやすいですね。
今年はきちんと私のベスト作品,ワースト作品を発表しますのでご期待ください。
え?ワーストは「矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~」に違いないって?いやいや,思わぬ伏兵があるかも知れません。

(C) 矢島美容室プロジェクト

映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編 」

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一言。普通の映画ファンは観てはいけない。地雷を踏むのは間違いないから。テレビの最終回を有料にして映画館で上映するというテレビ局の作戦はどの局も概ね成功している。広告収入が減り,ロケを伴う番組作成が大変な時代テレビ局の論理としては仕方が無い面がある。一方,映画好きの間では不評である。映画化することによるスケール感に乏しい作品ばかりで不満も言いたくなるのはこれもいた仕方が無い。Yahoo!映画の高評価もいつものことである。今回「のだめカンタービレ」はあろう事か有料最終回を前後編に分割することになった。そのため前編はまだ映画として許せるぎりぎりのレベルだったのが後編は大したドラマも無い起承転結の起伏が感じられない薄っぺらな“結結結結”映画になってしまった。この映画を観ると最近の凡作映画が“映画らしかった”と思えるようになる。
普通の映画ファンには決してお勧めできない。原作ファンにも微妙なところ。テレビシリーズのファンにはお勧めする。

つんちゃんが選んだゼロ年代のワースト10映画

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ギッチョさんサイト破壊屋にて以下のように投票した。

 1.デビルマン
 2.少林少女
 3.CASSHERN
 4.ROOKIES -卒業-
 5.踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
 6.キューティー・ハニー
 7.GOEMON
 8.日本沈没
 9.DRAGONBALL EVOLUTION
10.サンダーバード

最近の映画に偏らないよう年毎にノミネート作品を上げて決めた。ノミネート作品は以下の通りだ。アニメや漫画の実写化がいかに難しいか考えさせられる結果だった。
追記:ノミネートして気が付いたが,前半は洋画の結構ノミネートしたが,後半は殆ど邦画であった。

2000年
ホワイトアウト(日本)
2001年
パール・ハーバー
2002年
WASABI
2003年
踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
ザ・コア
2004年
デビルマン
CASSHERN
キューティー・ハニー
サンダーバード
2005年
容疑者 室井慎次
交渉人 真下正義
電車男
SHINOBI
宇宙戦争
タッチ
2006年
ゲド戦記
日本沈没
涙そうそう
ラフ ROUGH
2007年
蒼き狼 ~地果て海尽きるまで~
恋空
どろろ
ふぞろいな秘密
西遊記
2008年
少林少女
銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~
山のあなた 徳市の恋
フレフレ少女
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
252 生存者あり
2009年
ROOKIES -卒業-
アマルフィ 女神の報酬
DRAGONBALL EVOLUTION
仏陀再誕
GOEMON
MW -ムウ-
僕の初恋をキミに捧ぐ

ちなみにギッチョさんサイト(破壊屋)のワースト20は以下の通り。結果的に私の評価は平均的で何だかつまらないものだったが,自分の批評が的外れな可能性は低いことになり,少しは安堵した。

1位 デビルマン 445.5
2位 少林少女 373
3位 踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 206.5
4位 恋空 144
5位 大日本人 126.5
6位 CASSHERN 121.5
7位 ゲド戦記 118
8位 ROOKIES -卒業- 91
9位 DRAGONBALL EVOLUTION 84.5
10位 バトル・ロワイアルII~鎮魂歌(レクイエム)~ 79
11位 交渉人 真下正義 72
11位 しんぼる 72
13位 パール・ハーバー 70.5
14位 GOEMON 65.5
15位 崖の上のポニョ 61.5
16位 日本沈没 55.5
17位 ファイナルファンタジー 53.5
18位 模倣犯 51
19位 20世紀少年<第1章> 終わりの始まり 50
20位 ブラウン・バニー 49

映画「インビクタス/負けざる者たち」

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今更取り上げるのも気が引けるがとにかくすばらしい作品だ。
但し,南アフリカ共和国の歴史をさっぱりわからない人はおそらく感動もできないだろう。映画ではこれの詳しい説明はなくあっさりと取り上げられているに過ぎない。(アパルトヘイトを知らない人のほうに問題があると思うが)ラグビーのルール説明はボールを前方に投げてはいけない程度の説明しかない。試合を見てキックでコールポストを通せば三点が入るのがわかるくらいだ。それでいい。終盤の盛り上がりの決勝戦ではトライによる得点は無いのだ。
マンデラ大統領とキャプテンの会見の表現方法など秀逸の一言。結果がわかっているにもかかわらず観ている人を引きつける決勝戦の演出はすばらしい。
“映画”を観たいという人にはお勧めの作品だ。

映画「プリンセスと魔法のキス」

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顔や体全体が変形するような2Dアニメーションはディズニーの十八番だ。ミュージカル仕立ての楽しい演出も健在だ。ジョン・ラセターが製作指揮に収まったディズニーは良い意味で変わった。レイのような扱われ方は今までのディズニーでは考えられないが,すばらしい演出だ。
残念ながら良い映画作品の割には観客が付いて来ないようである。主人公の父親は働いているお父さんには身につまされる演出だし,レイの扱いもおっさん一人の鑑賞でも十分耐え得る骨太のストーリーだ。
取り敢えず観てほしいお勧め映画だ。

映画「パーフェク・トゲッタウェイ」

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一言でもう一度最初から見直したくなるような映画だ。
通常,すごい“どんでん返し”の展開がある映画はもう一度観てもあまり意味は無いが,この作品はもう一度確認してみたい衝動に駆られる。
作品の序盤から観衆に提供される情報は後半の“どんでん返し”により意味が異なっている事がわかる。
映画としてはどうなのよと考えると,最後の“どんでん返し”のために無理を重ねているので少々話のつじつまがを合わせるのが苦しいんじゃないのと思われる部分は目に付き上等な映画とは言いにくい。但し観た後の満足感は得られると思う。
一度観てみるのも面白いと思うのでお勧めする映画だ。

映画「花のあと」

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こちらでは先行上映で既に2月27日から上映している。
作品を見終わった感想は,短編作品を引き伸ばしたような印象を感じる。時折はさまれる美しい景色もいわば見慣れた景色に近くなってしまっている。それ程庄内地方で撮影した映画が多いのだ。
主演の北川景子さんの演技は最低限の水準にはあるだろうが如何せん映画を引っ張っていくような役者力が弱い。殺陣も相当練習したようだが如何せん刀の重さが伝わって来ない。主人公が惹かれた若武者を演じた宮尾俊太郎さんの演技は観ていて辛かった。物語自体の内容が薄いので役者の頑張りが必要だと思えるが主人公の牽引力が小さいのは致命的だ。主人公の許婚をもっと前面に出したら面白かったかもしれない。それ程,人たらしの許婚を怪演した甲本雅裕さんは印象的だった。
苦言をたくさん吐いているが,映画ととしては普通のレベルであり,藤沢周平の世界の映像化が好きな人にはお勧めだ。

映画「おとうと」

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まさにこれぞ日本映画という作りの作品だ。
現在の終末医療の一つの形を使い,ろくでもない弟の終端話を象徴的に描く事でリアリティーを保っている。見所は笑福亭鶴瓶さんのダイエットを必要とする体当たり演技だ。エンターテイメントのプロの根性が垣間見える。吉永小百合さんはいつものその年代の方特有な語り口でがっちり固定ファンを掴む演技をしている。脇役陣もしっかりしていてかなり見ごたえがある映画だ。別の形の寅さん映画という評判も頷ける。古来の日本映画が好きな人にはお勧めだ。

映画「オーシャンズ」

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前半だけなら良い作品だ。しかし,NHK製作の番組以上の感動は無い。後半を見ると前半部は後半部の薄っぺらなヒューマニズムを正当化するための前振りにしか見えなくなってしまう。つまり,前半部でいるかや鯨達がものすごく愛らしく描かれるのだ。後半部はそれらの漁を残酷に描く事で漁自体の存在を否定する。まさに後半の引き立て役に成り下がってしまっている。この映画の製作者の意図はエンドロールで明かされる事になる。その意味で全くお勧めできない作品だ。

映画「ラブリーボーン」

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期待を裏切られた残念な作品だ。
幻想的な映像美を売りにする映画なのだろうがそれだけだ。
死んだ人間は現実の世界に干渉できないといういわば常識的な話の裏話のようだ。前編に渡って見ている人が期待するように物語はす進まない。かなり観ている人にストレスを与える内容だ。
テーマは究極には後ろを振り向かず前を向いて行こうということなのだろう。
映像美を観たい人にはお勧め。

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