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映画「マイウェイ 12,000キロの真実」

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TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルのコーナーにザ・シネマハスラーというコーナーがあります。公開中の話題の映画,マイナーな映画を6つピックアップし,サイコロで観に行く映画を決めて次の週の放送時まで当たった映画を観てその感想・批評を行うというものです。映画の背景や原作,監督の過去の作品や類似の作品を合わせて評価します。下手な評論家など裸足で逃げ出す全うな企画です。このコーナーで過去韓国映画は非常に評価が高いものが多かったです。事実,外国輸出を考えた映画作りはテレビ作品の延長の邦画と異なりクオリティーは高いという評判です。
私の住んでいる地方は韓国映画は上映が少なく,時期が遅れてしかも上映期間が極端に短く,一日の上映回数も一度しか無いなどスケジュールが合わないのです。韓国人監督の映画はメジャーだった「僕の彼女はサイボーグ」とたまたま観れた「牛の鈴音」ぐらいです。「牛の鈴音」はともかくとして「僕の彼女はサイボーグ」は映画としてはあれまの出来でまともな作品を目にした事はありません。
非常に前置きが長いのですが,今回の映画「マイウェイ 12,000キロの真実」の評価ですが,はっきり言って酷い出来だと思います。主人公二人の憎しみ合う状況から友情を感じ合う状況までに至る描写がお寒い状況で観ていてつらい映画でした。話題の迫力の戦闘シーンも迫力だけでリアリティー不足で不満だらけでした。砲弾が地面に命中して主人公の二人が吹っ飛ばされるところを真上から撮影したシーンは殆どギャグに見えました。
横断幕の文字が左から書いてある,キム・ジュンシク演じる主人公が騒乱罪で強制軍隊入隊の判決。オダギリジョーの演じるもう一人の主人公が別れて一年で大佐で現れます。(大尉でもおかしい。せいぜい士官学校卒業して少尉程度)帝国陸軍なのに長髪のものが大勢います。(ちなみに他の国の軍隊もかなり長い長髪)など杜撰な考証のオンパレードです。歴史的な事実からものすごい歪曲ぶりです。いくら反日思想があるにしろこれ程歴史的事実の歪曲が許されるとは思えません。

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