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映画「ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD」

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土日はすごい大盛況で観に行けなかった。Yahoo!映画のユーザーレビューも絶賛の嵐だ。
Yahoo!映画のユーザーレビューを見ていると私には映画を観る目が無いのかと思ってしまう。
映画は行って帰るお話と,欠けたものを取り返すというのが大きな基本だ。キャラクターの成長が望めない限り,欠けたものを取り返すというお話にならざるを得ない。この映画は後者のタイプだ。
私のこの映画の第一印象は,それ程の作品とは思えないというより,ちょっと残念な作品だった。話のバランスが悪く中盤の盛り上がり感に欠ける。つまり,中盤が平板過ぎるのだ。終盤の盛り上がりもあまり効果的になっていない。ありきたりの内容である上に,話の構造も単調で伏線など無いに等しい単純明快な話の進め方だ。つまり,一番悪いのは脚本なのだ。ルフィの仲間達の活躍を漏らさず描いた事でまとまりがなくなってしまった。肝心のギャグもほとんどすべっていて笑えない。ワンピースってこんなにつまらない作品ではなかったと思うのだが。主人公が一度負けて二度目に勝つというのは作りやすい内容だと思うが,この作品は驚くべき事に再戦で普通に勝ってしまってそのために乗り越える障害も何も無い。極め付けでひどい話と言わざるを得ない。映画のレベルから見れば“ヤマト”とどっこいレベルだ。はっきり言ってこの作品を絶賛している人は“ヤマト”を批判する資格が無いとまで言っておこう。(良いのかよそんなことを言っちゃって)
私の持論は原作漫画家が長編映画に関わるとろくな事にならないと思っているがその典型の作品だと思う。本当に映画作品の何たるかを判っていない。しかし,映画の宣伝戦略が当り,出だしは相当に好調だ。さすが世界の亀山モデル!
子供づれの親の方にはお勧めの作品ではある。0巻目当ての人にもお勧めだ。

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