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映画「ゼロの焦点」

映画「ゼロの焦点」
ひとこと,相当ダメ作品だ。全然主要キャラクターが立っていない。三人の女性達をを引き立てる周囲の人たちも非常に希薄な表現だ。特に主人公の描写の演出が悪く,それに輪と掛けて,広末涼子の後半の演技があまりにもひどい。(序盤のナレーションで観ている人はぐったりしているのだから追い討ちはやめてほしい)中谷美紀はさすがと言う演技だが,木村多江はまたこういう役ですかモードだ。中谷美紀の狂気の演技に対抗するにはあまりにもお粗末な演技であった。(ぴしゃりと平手打ちするんですから負けない力強さが要求されるはず)
細かい事になるが,昭和三十三年で,確かに蒸気機関車が走っているが汽車の上には何故か架線があり,海岸崖沿いの田舎道は何故か舗装されていて崖はコンクリートで綺麗に固めてある。明らかに変な背景だ。
演出が変にくどい事も目についた。夫の写真を建物の前から少し離れて取り出して見るカットなんてくどいだけだ。観ている観客は驚いたところで既に写真の家だとわかるはず。自分の心情の台詞の言い合い合戦もぐったりさせられた。私自身ハードルを低くして観たせいかそこそこ楽しめてしまったのが悔しい。
久しぶりにエンドロール途中で退席した。(理由はやかましい歌)
広末涼子は声以外の演技は良いと思う今日この頃・・・。
責任者:広末,脚本,監督,演出

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