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映画「レスラー」

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山形では少々遅れての上映となった。小さい劇場による上映であったが,平日にもかかわらずかなりの混みようであった。そんな注目作である「レスラー」であるが,やはり期待の裏切らないすばらしい作品であった。
主人公は80年代はプロレスのトップスターであるが今では落ちぶれたドサ回りの興行で生計を立てている。まさにミッキー・ロークそのもののような人生だ。病気と衰えでプロレスの世界から足を洗おうとしても現実の世界は主人公を受け入れてくれない。主人公は本来自分がいる場所へ戻っていく。
少々きつい場面があるが,主人公がプロレスに賭ける意気込みが伝わるシーンだ。同僚のレスラーとの暖かく厳しい触れ合いもリアリティーあふれる描き方だ。せっかく,実生活でうまくいきそうではあったが持って生まれた主人公の不器用さの描き方はすばらしい。やはり,プロレスで生きるしかないという主人公をプロレスの花道へと導くようだ。生涯現役を貫く主人公の姿に拍手を送りたくなる。

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