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映画「ダイアナの選択」

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衝撃のラストですがネタばれはしませんなんてやたら強調するとかえってラストが見えてしまうものである。「ダイアナの選択」はまさにその通りだった。物語は17歳の時代と15年後の時代が交互に描かれる。観ている人たちは,主人公が17歳の時代に経験した事が15年後の世界にと言うより主人公を取り巻く環境全てに影響している事がわかる。その上17歳最後のシーンである銃撃事件で一瞬親友を見捨てた行為への罪悪感に15年後の主人公は悩まされ続けるのだ。17歳の時代はどう見ても褒められた人間ではなかったが,15年後は教師として教え子を持つ身であり,恵まれた家庭環境を構築しつつあるが最終的には崩壊への道に進む。終盤に主人公が15年前の銃乱射事件の追悼式に参加せず,校舎の入り口,生物の先生の教卓,自分の机,主人公が親友と理不尽な選択を迫られた女子トイレに置かれる。(何で自分の机なのか)物語にちりばめられて伏線の回収がラストに見事に全て回収されている。
秀作だ。

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