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映画「ROOKIES-卒業-」

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山場ばかりで退屈させないが,疲れる作品である。最後の山場は地方大会の決勝戦になっている。実際の野球から想像できない程の脚色がすごい。攻撃が終わった後,さっさと守備につかないのだ。スラムダンクのようにバスケットコートがさながらサッカー場のごときプレーの長さと同じ演出なのか。違う。プレーしていないのだ。単なる遅延行為だ。
物語は前年度の卒業式から主人公達の卒業まで描かれる。しかし,私は今回,初めて見る作品なので登場人物のキャラクターが良くわからない。昔の阪神タイガースの選手名だなとわかるぐらいだ。これだけ最後までハイテンションの作品は最近少ない。おそらく狙った演出で少々くたびれる感はある。お約束の逆転劇やお約束の伏線とお約束続きで更にどこかで見たようなお約束の展開だが,ここまでくると勝手にやってくれの一言だ。
野球のプレイはどアップとスローとCGで描写しているが,どうやればあのフォームであのスピードが出るのかとやはり登場人物の野球経験の無さが露呈してしまうのが寂しい。あと,登場する甲子園球場のグランドから見た風景はCGなのであろうか。やたらと現実感がなかった。試合を盛り上げるためには敵のチームの描写が不可避なのだが,全然存在感が無いので緊迫感が無い。決勝戦のシーンを盛り上げる積りがあるのか疑問だ。
映画としての作りには疑問だらけで,私はさっぱり理解できなかったがテレビドラマファン向けのご褒美としての作品なのだろう。

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