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映画「イングロリアス・バスターズ 」

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最初に映画「イングロリアス・バスターズ 」はかなり出来が良かったと思う。つべこべ言わず劇場での鑑賞を勧める終わり。と言ったら,実も蓋も無いので取り敢えず書いてみる。
余計なものはばっさりと省略し,必要なシーンはきわめて映画的描写にこだわる姿勢がうれしい。こういうのを映画と言うのだ。
話の内容は,史実を無視した自由な作りになっている。今年,史実を無視した映 画として「GOEMON」があったが,特に後半から妙に説教くさい台詞劇が始 まりひどい出来となった。「イングロリアス・バスターズ 」は最後まである意 味馬鹿映画に徹する潔さはすばらしいと思う。良い意味で本当に馬鹿映画であ る。一言,お勧めの映画だ。やはり,主人公の最後の一言がこの映画の“すごさ” が現れていると確信する。
さて,この映画は,英語はもちろん,舞台であるフランス語,ドイツ語,イタリア語が登場する。だからと言って日本人は大変と言うわけではない。アメリカ人も大変である。従って,“Drei Gläser”の指による数字の表し方はアメリカ人向けに説明してある。(日本人ととイギリス人の共通点があることがわかった)しかし,イタリア語は説明不要。アメリカ人でも日本人でもバレバレである ことは明白だ。必死になってイタリア語を話しているのが微妙におかしい。

映画「2012」

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話題の映画「2012」。
予告編から予想して,まさか,圧巻の迫力のCG映像でありふれたたいしたこと無いドラマを盛り上げ,最後は小さい家族の幸せと人類の明るい未来を重ねるように描くと言う陳腐な演出の映画にはならないで欲しいと願っていたが,さすがエメリッヒ監督,なっちゃっていた。
離婚を経験した主人公とその元家族といったどこかで聞いたような人たちと人類滅亡を発見した科学者の親友の科学者を中心にしたこれまたどこかで聞いたような設定の物語りで始まる。一般人の主人公の方は悪運が良すぎると言っても過言じゃない奇跡的なクルマ走行で災害を乗り切る。それが余りにもすごいのだ。感情移入というよりはここまでやると笑ってしまう。その後,二機飛行機に乗り換えたるが,これらも奇跡的な操縦で逃れたのは言うまでも無い。ここまで来るとギャグだ。締めは最後の大型貨物機の大げさな着陸アクションシーンへ続く。さっさと判断しないとダメなところでのんきにテレビ会議している各国政府首脳達とそれに重なる一般人主人公達の起こしてしまった(本来の脱出計画に多大な迷惑をかけた)ミスを回収するドキドキ(一部の映画ファンがこれで満足する)するステキな感動なシーンとなる。泣かせようとしているシーンがあまりの出来で苦笑の連続だった。それと,はっきり言ってドラマは無いに等しい。迫力満点のCGに飽きた人は見る価値は無く,途中退場して別の映画を観るしかない。
この映画の薄っぺらさは終盤のシーンで顕著になると思う。津波が予想よりも早く到着する事がわかり箱舟を発進体制にするため,乗船ゲートが閉じられたため,たくさんの人が箱舟に乗れなくなってしまった。その人たちを見捨てるかどうかで脱出プロジェクトのリーダーと地球物理学者で対立する。(ここでのんきにテレビ会議となる)結局ゲートが開かれて残された人々が乗船する事が出来たのだか,ちょっと待った。その殆どの人たちが10億ユーロで乗船券を購入したお金持ち連中なのだ。お金の無い殆どの人たちはここへも来れず,それ以前に箱舟の存在も知らずに災害で命を落としていったのだ。このシーンで救われたのはお金持ちである。これが欺瞞と言わずして,何と言えば良いのだろうか。
圧倒の映像を楽しみたいという人にはお勧めだが。本来の映画を観たいという人にはお勧めしない。

映画「曲がれ!スプーン」

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出演している映画がことごとくひどい出来で,長澤まさみは出る映画が駄作というイメージが定着してしまっているような気がする。私のそれらの評価はやはり“群青のマリアナ海溝”状態だ。そんな長澤まさみの次なる主演映画は「曲がれ!スプーン」。監督 本広克行 ,製作 亀山千広と聞いただけでげっそりする布陣で製作された映画はやはり期待に違わないひどい出来である。映画は確かに時々くすっと笑わせる部分は確かにある。しかし,それに騙される私ではない。特に長澤まさみのシーンのテンポが異様に悪く,監督は長澤まさみに恨みでもあるのではないかと思った。しかも,長澤まさみの演技が異様にひどすぎる。やる気がないとしか思えない。長澤まさみの頂点は「ロボコン」だという噂があるが,これではこの噂が事実であると思わざるを得ない。本広克行 は「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」「UDON」「少林少女」と駄作を連発している。私個人としては正気の沙汰と思えない。やはりと言えば長澤まさみの胸に関して物語でちょっと触れているが,監督の悪趣味としか言いようが無い。胸と言えば,出ている映画の面白さでは綾瀬はるかの方が一歩リードしている。観ても構わないが招待券を使った方が良いとお勧めするが,鑑賞に費やした時間の保証はしない。
長澤まさみのパフォーマンスはこの程度ではないと私は信じているのだが・・・・。(出演作品選べ,もっと冒険しろ)
責任者:本広克行,亀山千広,長澤まさみ

映画「のんちゃんのり弁」

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主人公のキャラクターに小西真奈美の雰囲気がマッチして,いい感じに仕上がっている。全体的に悪くは無いのだが,小西真奈美が力を入れれば入れるほどちょいと引いてしまう。もっと自然に演じて欲しいと思った。倍賞美津子,岸部一徳を始め周囲の役者もなかなか良い演技だった。話の内容は昔懐かしき映画と言ったところ。よく言えば無難,悪く言えば陳腐と言えるが,陳腐な描き方だからこそ難しく,ところどころ破綻気味なのである。そんなに出来はひどくは無いので普通に楽しめそうな映画だ。

映画「クヒオ大佐」

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実際有った話を基にした物語だ。うさんくさい自称アメリカ将校クヒオ大佐を演じるのは堺雅人。引っ張りだこだ。クヒオ大佐の間抜けさは観ている人にドリフターズの志村けんを応援する子供のような感覚だ。監督の腕が良いのかなかなか面白い作品に仕上がっている。詐欺師らしく自分の悲しい過去までも作り変えて話すくだりは涙ものだ。騙される女性達もうすうす気づいているのだが騙されてしまうという説得力はあった。観て普通に楽しめる映画だ。

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