記事一覧

映画「ATOM」

アイコン

吹き替え版の鑑賞だが,字幕版を観たかった。アメリカのアニメは声優陣にも手は抜いていない。
ただし,香港製の3DCGは見慣れたアメリカ製のものと比べるとクオリティーは低い。
物語は原作の冒頭部のアトム誕生をもとに再構成している。ただし,アメリカンテーストのお話なので若干原作漫画と趣は異なる。
しかし,昔の悪い敵を倒せというアニメーションよりは,かなり原作寄りの話となっているが,この映画のアトムの精神年齢は原作より高めに設定されているようで悩み方や悟り方が大人びている。
世界観も原作の昔の人がイメージした未来都市よりは現在の人間がイメージする未来都市にうまく変更されている。
それを舞台にして物語が進行していく。観ている人を引き込んでくれるほぼ及第点の脚本は飽きさせる事もあるまい。
傑作とは言いがたいが見て損はなかろう作品だ。

映画「きみがぼくを見つけた日」

アイコン

時間の旅を自分で制御できないタイムトラベラーとその妻を中心とした話。
タイムトラベラーものだがSF映画ではなくタイムトラベルを取り入れた切ないラブストーリーだ。
特異体質で勝手にタイムトラベルが起きてしまうという設定が新しい。同時代に同一人物が存在しても良いし。
そんな特異体質でどうやって収入を得ているかと言うのも,普通のタイムとラベル物では禁じてである方法で説明している。
原題は「The Time Traveler’s Wife 」なので本来は女性の方が主人公なのだろう。まだ幼い娘が誰よりも悟りきっているのもすごいと思った。
ラストはそれなりの落としどころで好感が持てる。

映画「女の子ものがたり」

アイコン

一見くだらなそうな映画でも観てみると面白い映画も多い。
私は西原理恵子は麻雀雑誌でしか存在を知らない。したがって,雀鬼桜井章一との対決の映画かと思ったが,やはり違っていた。
現在を過去をオーバーラップして描くのは,「おもひでぽろぽろ」の様な映画だがこちらは俗っぽく生々しい。
登場する男性達が殆ど駄目人間で主人公と親友は家庭環境が劣悪だ。観ていていらいらするが,観ている人たちに感情移入させる説得力は十分にある。
観て損が無い作品だと思う。

映画「エスター」

アイコン

私が苦手としているジャンルの映画だ。できれば怖い映画は避けたいと思っているがついつい観てしまうのだ。
さて,「エスター」は観ている人をドリフターズの全員集合前半部のような観ている人をいらいらさせる常套手段がうれしい。
少女の狂気性を示す事柄を徐々に積み重ねクライマックスにエスターの正体を絡めた驚きの展開を用意している。
映画序盤から観客を驚かせようとするシーンが多数挿入されていて観ている人を物語から遠ざける事は無い。序盤のそのシーンは主人公女性の精神の不安定さを表しているだけで謎の少女エスターとあまり関係なかったりする。
怖い映画を受け付けない人意外にはお勧めの作品だ。

Content-type: text/plain