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映画「BALLAD 名もなき恋のうた」

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言わずと知れた映画版クレヨンしんちゃんシリーズ第10作「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」のリメイク。余談だがこれと前作の「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」は単なるオゲレツ笑いを楽しもうと家族総出で観に行ったが,良い意味で期待を裏切った作品だった。特に「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」はたくさんいた子供づれのお母さん方は号泣ものだった。おかげで「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」はその年の映画の賞をたくさん受賞した。「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の廉姫はクレヨンしんちゃんでは一番のきれいなおねえさんだと思う。
さて,今回の「BALLAD 名もなき恋のうた」は世間の一部では酷評の嵐であるが,この際,なかなか良く出来た映画であると言いたい。アニメから実写で取り直す際に必須な変更点によって良かったところがスポイルされていて,クレヨンしんちゃんということで目をつぶっていたところがあらわになってしまっている,演じている俳優も良くがんばっているが合っていない。戦闘シーンも流血を抑えた事で実写化での凄惨な表現を回避するテレビ時代劇的な表現方法を確立するなど画期的である。これは,アニメ原作のエッセンスをいいレベルで再現しているつもりがやはりだめだと思ったが敢えてやりましたという勇気ある行為であると思う。しかし,悲しいかな「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を観た人は衝撃のラストがわかり過ぎる程わかっているのでそれに向かって話が突き進む事へのやるせなさだけは残ってしまう。
新垣結衣が背が高いのはわかった。新垣結衣は何時になったら良い映画にめぐり合えるのか。草彅剛は盗賊との殺陣では目立たなかったが最後のラスボスとの一騎打ちが相当残念だった。しかし,日本沈没,山のあなた?徳市の恋で地に落ちた私の評価が私は貝になりたいとこの映画で相当持ち直した。彼なりの良い演技をしていると思う。
「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」のできの良さには遥かに遠く及ばなかったが,何とかお勧めの映画だ。

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