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誰も守ってくれない スレッド削除
No.1-1 - 2009/10/04 (日) 22:04:36 - つんちゃん (管理人) - ID:mkhM23V/
2008年作品 フジテレビジョン/日本映画衛星放送/東宝
出演者: 佐藤浩市 石田ゆり子 志田未来 東貴博 木村佳乃 松田龍平 佐々木蔵之介 佐野史郎 柳葉敏郎 津田寛治
監督: 君塚良一
製作: 亀山千広
脚本: 君塚良一 鈴木智

あの『おくりびと』で話題となった,モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞受賞作品!
心に傷を抱えた刑事と殺人犯の妹となった少女を通して描かれる,衝撃の社会派ヒューマンムービー!
ごく平凡な四人家族の船村家。ある日突然,その一家の未成年の長男が,小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕される。東豊島署の刑事・勝浦と三島は突如,その容疑者家族の保護を命じられる。彼らの任務は,容疑者家族をマスコミの目,そして世間の目から守ることだった。15才の娘の沙織の保護は,彼女と同い年の娘を持つ勝浦が担当することになる。勝浦と沙織,二人の終わりの見えない逃避行が始まる。
 
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モントリオール世界映画祭で脚本賞の問題作 削除/引用
No.1-2 - 2009/10/04 (日) 22:05:40 - つんちゃん (管理人) - ID:mkhM23V/
以前はパンフレットをめくりながら作品を振り返ることしかできなかったが,今回,DVDがリリースされたのであらためて作品をチェックすることにした。マスコミとネットの暗部を描く事によって,今まで描かれた事の無い加害者家族周辺にスポットをあててドキュメントタッチで描く問題作だ。ある日突然,家族の凶悪犯罪容疑によって全く別の世界に放り込まれた家族を容疑者の妹を中心にして描く。それを過去の事件のショックで精神的にダメージを受けた刑事が外部からの中傷,嫌がらせ,不法行為から守ると言うのが主な展開だ。主役の刑事,容疑者の妹,同僚の刑事などが織り成すドラマは観る人に新たな感動を与えるだろう。お勧めの作品である・・・・・・
・・・と言いたいところだが,ちょっと待ってほしい。この映画を良く掘り下げてみると,社会派ドラマの皮を被っているが実態はわら人形論法によるありもしないものに対する批判の映画で脚本家,監督(同一人物だが)の資質が問われる作品だといわざるを得ない。社会派ドラマを名乗っている割には誇張を通り越した虚構で構成される有様。冒頭で,加害者家族が離婚させられ,その後,妻の苗字で再婚させられる。アメリカでの証人保護に行われる方法と似た事が,刑事係長の半ば脅迫とも思われる言動によって退路を失った家族は同意し,手続きが行われる。こんな事,実際に行われれば人権問題である。マスコミの扱いもひどい。容疑者の家の周囲にたくさんの報道陣が詰め掛けるのは実際あるだろう。ひどいのはその後の描写だ。刑事が車で容疑者の妹を自宅から連れ出した直後,パパラッチのごとく追いかけてくるたくさんのマスコミの車と刑事の車と繰り広げられるカーチェイスはあまりにもひどい描写だ。被害者の家族をここまで追い続けるマスコミなんて存在するのだろうか。
新聞記者が護衛する刑事の過去の事件を新聞に記事を載せ非難するなどどこの新聞が事件と関係ない内容で,実際こんな事はありえない。ネット描写はひどい。確かに,加害者本人や家族の顔写真や個人情報をネットにばら撒く不心得者は存在するかもしれない。しかし,ネットの住人全てがその行為を肯定するかは別の話だ。加害者の不法行為を非難してネット住人としての身内の不法行為,反社会的行為を見逃すなどのダブルスタンダードのやり方はネットの住人は嫌うだろう。従って非難の矛先は不法行為を行ったネットの住人に向けられるのが普通だ。脚本家は自分の無知からなのか非常な悪意を持ってインターネットの住人を描いている。
お宅軍団の逃避先の撮影や,容疑者妹の彼氏を使った,非道なホテル部屋の盗撮(有線カメラが同じ部屋に隠されたラップトップPCに接続されている。相当変な盗撮法)を行い,しかも,盗撮がばれると部屋に乱入して,カメラとPCを回収に来てあまつさえたしなめる刑事に暴力を振るうなど相当にありえない描写のオンパレードだ。しかも,ネットの住人を悪者にしたとたん,ハイエナのようなマスコミが姿を消し,ネットこそが真の悪のような描き方に変わってしまうのだ。
ネットの住人は,別の凶悪事件が起きるとさっさと興味の矛先を変えてしまった。これを例の変な新聞が勝手なものだと言い放つ。前に刑事に被害者家族も裁かれて当然などと言い放った刑事の言葉とは思えない。
容疑者の妹はその後事件当日の容疑者の明らかにおかしい行動を見た事を護衛の刑事に告げるが,そんなの目撃してその後何も無かったように生活していたなんて明らかにおかしい。しかも,部屋に籠もりがちだった容疑者はどの家族が見ても普通じゃないと思う。物語の最初の加害者家族に訪れる突然の不幸は全て説得力を失ってしまった。
私がハンドカメラで撮った酔いを誘う映像は大嫌いだ。残念ながら,この映画でもハンドカメラで撮られている。いい加減やめてほしい。
モントリオール世界映画祭で脚本賞を取ったことで,日本のマスコミやネット住人が誤解されてしまったかと思うと悲しくなる。
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